この記事で解決できるお悩み
- 外資へ転職するにあたっての重要なことを知っておきたい
- 外資企業で気をつけるべきことを知っておきたい
こんな悩みを解決できる記事を書きました。
この記事を書いた人
1社目:メーカー / 営業経験(年収250万)
2社目:転職エージェント / コンサルタント(年収1,000万)
3社目:外資系スタートアップ / 人事(年収1,200万)
10年間の転職エージェント + 人事経験あり。全ての記事は、私の経験をもとに書いています。
私は転職エージェントで、10年間合計1万人以上を担当し、2,000名以上を転職成功に導いてきました。
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その 1 : 人脈は一生ついてまわる
外資系企業でキャリアを一生築く場合には、転職回数は日本企業ほど気にしない傾向があります。なぜなら日本企業のように一つの部署に多くの人員をかかえるという組織構造ではなく、各部署のヘッドカウント(採用可能数)が決まっています。多くは、本社から「この支社のこの部署は、何名のヘッドカウント」という指示がきます。業績により、ヘッドカウントは大きく変化します。
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業績が悪化した場合、ヘッドカウントにより急にリストラが行われるということがあります。そのため自分自身でコントロールすることはできない分、日本企業よりもおのずと転職回数が多くなる傾向があるとともに、外資系人材はそのことを想定したうえで、働いています。
現在は、アメリカの企業で働いている私ですが、外資系で働き始めて驚いたことが、『人脈は一生ついてまわる』ということです。自分の部署で人を募集するとなった場合、まずは過去に働いていた自分が相性があう同僚に声をかけます(=リファラルといいます)。誰か新しい知らない人材を採用するよりも、すでに人柄もパフォーマンスも知っている人に声をかけるのです。
私が働いている会社でも、同僚が前職から数人ひっぱってきて、その人たちと今は一緒に働いています。『あなたの仕事に対しての信頼度』によって、同僚が一生仕事に困らないということです。
その 2 : 自分の強みを伸ばす
外資系でのキャリア構築は、職種別採用のため、専門性(=スペシャリスト)が求められます。日本企業のように、部署を定期的に異動するということはありません。あくまでも求められるのは「専門性」。いかにそのスキルを磨くかにより、年齢に関係なく昇進することができます。自分の強みを十分に高めるということが最も重要なことになります。
外資企業をあえて選択する人は、成長志向、学び、ドライな人間関係、実力主義、スピード感、人脈、ネットワーク、やりたい仕事ができる、といったメリットを求めて選ぶ人が多いでしょう。
その 3 : アピールが上手なこと
会議の場で自分の意見をしっかりと発言することは非常に重要です。
発言しない場合には、存在しないとみなされます。会議の場でプレゼンスを上げることが評価につながります。慣れるうちは大変かもしれませんが、最初のうちは、一度の会議で「必ず一回は発言すること」など自分の中で目標を立てながら進めましょう。
発言の質などあまりにも気にしすぎると、機会を逃します。自分がわからないことを質問するでも小さなことから始めるといいでしょう。
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