この記事で解決できるお悩み
- 信頼できる転職エージェントを見分け方を知りたい。
- 「よい転職エージェント」と「悪い転職エージェント」の違いは?
こんな悩みを解決できる記事を書きました。
この記事を書いた人
1社目:メーカー / 営業経験(年収250万)
2社目:転職エージェント / コンサルタント(年収1,000万)
3社目:外資系スタートアップ / 人事(年収1,200万)
10年間の転職エージェント + 人事経験あり。全ての記事は、私の経験をもとに書いています。
私は転職エージェントで、10年間合計1万人以上を担当し、2,000名以上を転職成功に導いてきました。
この記事で解説する、「「信用できる転職エージェント」の特徴」「「信用できない転職エージェント」の特徴」について読めば、あなたの疑問が解決しますよ。
まずは順をおって、「転職エージェントのサービス内容」についてから、解説をしていきます。
転職エージェントのサービス内容
転職エージェントの良し悪しにより、あなたの転職成功は大きく変わるほど、転職エージェントの存在は偉大です。転職エージェントは、無料で下記のサービスを提供してくれます。
転職エージェントのサービス内容
① 非公開案件を紹介してくれる
② 履歴書の添削をしてくれる
③ 面接対策をしてくれる
④推薦状とともに、人物のよさをアピールしてくれる
⑤年収交渉してくれる
あなたが転職エージェントと面談し、受けているサービスが良いサービスかどうかを判断するのはなかなか難しいことだと思います。私の転職エージェント時代の経験をもとに、お客様および、社内からも「信用されるコンサルタント」として評価をされていた人の特徴を解説します。
また残念ながら、「信用できない転職エージェント」も存在するため、その人たちの特徴もあわせて解説します。
「信用できる転職エージェント」の特徴
まず注意すべきは、「信頼できる転職エージェント」=「信頼できる担当者」ということです。同じ転職エージェントでも、「信頼できる担当者」と「信頼できない担当者」が存在します。
転職エージェントは、サービスレベル向上のため一定の教育をコンサルタントに行います。ただどういったサービスを提供するかは個人に委ねられています。そのため、個人により大きなサービスの差があるのが正直なところです。
あなたの担当者が、信頼できる担当者かどうか特徴をみていきましょう。
①連絡が早い担当者
あなたが何かを問い合わせた時に、メールの返信や折り返し電話が早い担当者です。この点は非常に重要なポイントとなります。私の転職エージェント時代お客様および、社内から評価を受けていた担当者は、必ずもレスポンスが早い特徴をもっていました。
転職コンサルタントひとりあたりの担当求職者数は、平均100名程度です。その100名とこまめに連絡を取ることを求められます。どんなに多忙であったとしても、信頼できる担当者は、レスポンスが非常に早い特徴があります。
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②「転職しない」という選択肢を与えてくれる担当者
転職エージェントの利益は、あなたが転職をしたときに企業側からはいるコンサルティングフィーです。そのため、あなたが転職をしないと会社としては利益を生みません。仕事を紹介して転職してもらったほうが担当者の実績になることは間違いないはずですが、それでも「今の仕事を続けたほうがいいです」と言えるのはプロ意識の証であり、信頼できる担当者でしょう。
転職エージェントは転職市場をよく理解しているため、あなたの希望やタイミングによっては、「今この時期で転職すべきタイミングなのかどうか」を判断することができます。
③業界知識が豊富な担当者
転職市場の動きは、あなたの業界・職種により大きく異なります。そのため景気が悪いからといって、一律に「転職市場が悪いですよ」とはいえません。
例えばコロナの状況で転職市場があまりよい状況でなくとも、一定の業界は利益をあげています。そういった特徴を踏まえた上でアドバイスすることができるかは、担当者が業界知識に深いかどうかによるところです。
「信用できない転職エージェント」の特徴
次に「信頼できない担当者」の特徴をみてみましょう。このような担当者の場合には、あなたの転職成功に大きく影響します。
対策含めて解説します。
①転職を急がせる担当者
あなたの状況を細かく聞かずにとりあえず、「今転職した方がよいですよ」と転職を急がせる担当者はかなり危険です。自分の営業実績ばかりを追求している可能性が高いでしょう。
このような担当者は、あなたの悩みを真摯に受け入れてくれるのが難しいと言わざるを得ません。
② 連絡が遅い担当者
担当者が多く求職者への連絡が後手に回っていることが想定できます。連絡が遅い担当者は、あなたがスムーズに転職活動を行うことを妨げます。
あなたへの連絡が遅いということは企業への連絡も遅いことが容易に想定できます。あなたが応募をしたい求人に、他の候補者が先に応募をし、合格率が大きく変わるということがあることも事実です。
このような担当者は、「信用できない転職エージェント」の特徴でしょう。
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③業界知識が全くない担当者
業界知識が全くない担当者は、比較的経験が浅い担当者に多いでしょう。業界知識が豊富な担当者は業界用語を話しても必ず理解することができます。
それが理解できない担当者は、一般的なアドバイスに終始し、その業界の特徴を捉えたサポートをすることは難しいでしょう。
「信用できない転職エージェント」への対処法
「信用できない担当者」と感じた時には、すぐに対処をすることをおすすめします。このままその担当者と継続をしても、あなたの転職成功は難しいでしょう。
①担当変更を依頼
一番早い手が担当変更するということです。同じ転職エージェントでも、「信頼できる担当者」と「信頼できない担当者」が存在するため、変更することにより、「信頼きる担当者」になる可能性があります。
転職エージェントも合う・合わないという事情があることは理解をしているため、変更依頼をしても全く問題ありません。メールで簡単に連絡すれば問題ないでしょう。
「先日は転職相談に乗っていただき、ありがとうございました。より詳しい情報をもった担当者の方が私の希望に沿っているため、別の担当者にご変更いただくことは可能でしょうか。」といった形で連絡すれば、担当者変更の連絡をもらうことができます。
担当変更をしても担当者の質が変わらない場合には、別の転職エージェントを利用することを検討しましょう。
②そのまま継続
信用できない担当者であったとしても、そのまま継続する選択もありです。なぜならその転職エージェントしかもっていない独自の求人というのが存在します。
他の転職エージェントでは扱っていないことも多く、その転職エージェント経由のみ応募することができます。
そのように、求人の紹介のみに期待し、その他のことは相談しないなど割り切って利用することも一つの選択でしょう。