この記事で解決できるお悩み
- 今いる会社・仕事が自分にあっていないと感じる方
- 転職への勇気がなかなかだせない方
こんな悩みを解決できる記事を書きました。
この記事を書いた人
1社目:メーカー / 営業経験(年収250万)
2社目:転職エージェント / コンサルタント(年収1,000万)
3社目:外資系スタートアップ / 人事(年収1,200万)
10年間の転職エージェント + 人事経験あり。全ての記事は、私の経験をもとに書いています。
私は転職エージェントで、10年間合計1万人以上を担当し、2,000名以上を転職成功に導いてきました。
今の時代、転職しない方が珍しい。転職することに「抵抗」をもち、あわないと思っても会社で働き続ける時代は、もう終わりを迎えます。
「一つの会社に長く勤めた方がよい」。そんな価値観は20年前の話です。
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【終身雇用の崩壊!】アメリカ化する日本の転職市場
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なぜ日本人は全員転職した方が良いのか?
会社を転々とする人は、飽きっぽく、長続きしない人。そんなイメージを持っているのは、もはや世界で日本だけかもしれません。あわなくても、どうにかしがみついてい続けようとする。ストレスがかかっても、頑張って一つの会社で働こうとするという。
そんな考え方は、もう辞めましょう。
失敗することを許さない義務教育。そんな幼少時代の教育がこの価値観を作り上げてきたのだと思います。転職することは「失敗」だと。
企業の平均寿命
自分自身の価値観以上に、企業の寿命が想像以上に短いことがわかります。自分自身のキャリアの為にも一つの企業にしがみつくということは、よいことではありません。
もちろん今の会社に満足しており、自分の良さを発揮できているということであれば、その仕事を続けた方がよいでしょう。ただ「この会社 / 仕事は、自分の良さを生かせていない」と感じた場合には、仕事を変える勇気をもちましょう。
アメリカ
マッキンゼーの調査によると、スタンダード&プアーズ500に上場している企業の平均寿命は、1958年には61年でした。しかし今日では18年未満となっています。加えて2027年には、現在S&P500に上場している企業の75%が消滅していると考えられています。
>> Why you will probably live longer than most big companies
日本
2018年の企業平均寿命は23.9年で、最も長いのは製造業の33.9年。卸売業の27.1年、運輸業の25.9年と続き、短いものは金融・保険業の11.7年となっています。2021年の最新のデータは出ていませんが、2018年よりも短くなっていることでしょう。
>> 企業の成長サイクル
いかがでしょうか?アメリカでは18年未満。日本は23.9年。いづれにしても想像以上に短いことがわかります。
平均在籍年数
世界の平均在籍年数をみてみましょう。
アメリカ
● 4.2年
イギリス
● 5年
中国
● 1990年代生まれ:1年半
● 1980年代生まれ:2年半(26.5ヶ月)
日本
● 12.1年
日本は、アメリカ・イギリスと比較をして倍であることがわかります。そのため採用の際、転職回数は気にしません。そのため面接でも「転職理由」は聞かれません。その会社で「何を」やって、次の会社でどんなことが活かせるかということのみが重要なのです。
どんな人でも輝ける場所がある
下記のように感じたら転職を考えるタイミングでしょう。
- 今の仕事や会社がどうしても合わない
- 自分の良さが発揮できない
- パフォーマンスが出せない
- 成長を感じられない
今いる会社の良い・悪いは、会社を出てみないとわからないとわかりません。私が日本に住んでいる時には日本の嫌なところだけが目についてストレスでした。「長時間労働」「ITの弱さ」「紙文化」・・・しかし、アメリカにきて日本の良いところも初めて気づきました。一方で、アメリカが自分にもっともあっているということも気づきました。
このことと同じだと思います。
自分の経験者と、転職エージェント経験を通して確信していることは、「どんな人でも輝ける場所があるということ」です。
今、そう感じていないのであれば「いる場所」が違うということ。
私は1社目の時にそう感じました。けれども、当時は新卒で入社をしたばかりだったので比較もできなかった。自分が何か直すところがあるのではないか。といつも感じていました。
両親には、石の上にも三年じゃないですが、もう少し続けたら?と言われていました。
でも勇気をもって退職したら次の会社では自分の良さが発揮でき、高いパフォーマンスをあげることができました。
転職が当たり前になっていないと感じている日本人には、あわなければ次の道を歩む勇気を持ってほしいと強く感じています。