嫌な上司や、同僚にどうしても耐えられない。もう少し我慢したほうがよいでしょうか?人間関係が理由で退職するのは、次の会社からよく思われませんか。嫌な上司や、同僚との人間関係をもう少し我慢したほうがよいでしょうか。
こういった理由で、転職をしたい方は、結構な割合でいるのではないでしょうか。
面接で、転職理由を「人間関係」と伝えたら、面接官から悪い印象を持たれると思い、不安だったり、周囲に相談をしても、「もう少しがんばったら」と言われたり、悩んでいる方もいると思います。
私の個人的な意見ですが、「そういった会社はすぐにやめましょう」ということです。
もう少し詳しく解説していきます。
この記事を書いた人
1社目:メーカー / 営業経験(年収250万)
2社目:転職エージェント / コンサルタント(年収1,000万)
3社目:外資系スタートアップ / 人事(年収1,200万)
10年間の転職エージェント + 人事経験あり。全ての記事は、私の経験をもとに書いています。
私は転職エージェントで、10年間合計1万人以上を担当し、2,000名以上を転職成功に導いてきました。
劣悪な環境の乗り越え方
多くのウェサイトでは、人間関係の問題は、どこに会社にいってもありえること。という意見を目にします。個人的にもそうだと思います。ただ今、私のブログをみていただいている方は、すでにそんなことはわかっていて、それでも耐えられないから、何か方法はないかと情報収集をしている方なのではないか、と思います。
劣悪な人間関係の職場環境は、仕事の質を落とすだけでなく、自分自身の体調や、健康状態にも影響を及ぼします。
近くにいるだけで、本来のパフォーマンスがでなくなったり、ビクビク怯えながら仕事をしているかもしれません。
一番の対処法は、そういう人とは「かかわらない・近づかない」ということです。
まず第一に、社内で異動ができる環境であれば、異動しましょう。もし上司が劣悪な場合、異動を申し出たら、「また嫌われる」「言いにくい」など、考えるかもしれませんが、そんなことは言っていられません。
とにかくすべきことは、「かかわらない・近づかない」ということです。
異動をしても、その人からは逃げられない場合は、「そういった会社はすぐにやめましょう」ということです。
自分が悪いと思わない
過去に非常に劣悪な上司と働き続けた同僚がいました。彼女はしばらくは耐えていましたが、1人やめ、2人辞め、、、仲間が次々と転職をしていったのです。そこからは、悪いのは自分ではないんだとやっと踏ん切りがつき、彼女も転職し、今は素晴らしい会社・仲間に出会えました。
なかなかそりが合わない人がいた場合、「何か自分の原因はないだろうか?」「自分が変わって(我慢して)、続けてみよう」と思ったりもします。そして、なかなかそりが合わない人がいることを、受け入れられないこともあると思います。
自分は何てダメなんだと、攻めるかもしれません。
でも、考えてみてください。世の中のすべての人と合うと思いますか。いろいろな価値観の人が共存する世の中で、協力しながら生きて行くのが世の中です。でも、自分から歩み寄っても、そうでない相手もいます。
そういう場合には、自分がダメなんだと責めずに、自分が輝ける場所を変えるべきです。
自分の信頼できる人に相談をして、話を聞いてもらうのもいいでしょう。もしくは、転職するかどうか決まってなくとも、転職エージェントのような客観的にアドバイスをくれる人たちに相談してみるのもありでしょう。
面接での伝え方
人間関係が理由であって転職活動をする場合、その理由を伝えないことが無難でしょう。
人間関係を理由で伝えてしまうと、どこか言い訳がましく聞こえてしまうことが多いのです。面接もビジネスです。本音と建前は分けるほうがよいでしょう。