転職活動は、できれば在職中に行いたいもの。しかし面接など、仕事をしながらの両立は簡単ではありません。
しかし会社にバレてしまうと、居づらくなるのは間違いありません。
バレないように転職活動を行うコツ・気をつけるべきポイントを解説します。
この記事を書いた人
1社目:メーカー / 営業経験(年収250万)
2社目:転職エージェント / コンサルタント(年収1,000万)
3社目:外資系スタートアップ / 人事(年収1,200万)
10年間の転職エージェント + 人事経験あり。全ての記事は、私の経験をもとに書いています。
私は転職エージェントで、10年間合計1万人以上を担当し、2,000名以上を転職成功に導いてきました。
転職活動がバレる理由 & 対処法
私が転職活動を行っていたときにも、帰宅が早くなったことにより疑われたことがあります。
万が一、周囲から「転職しているの?」と疑われても、最後までしらばっくれましょう。誰か一人に伝えてしまうと、バレることがあります。そして、万が一、転職活動を中止し現職に留まった際、非常にきまづい状況になるでしょう。
転職活動がバレる場合には、下記が考えられます。
休みが頻繁になった & 帰宅が早くなった
企業に面接時間を工夫してもらいましょう。朝早くや、できるだけ遅くなど自分自身の仕事の状況を伝えて配慮してもらうのがよいでしょう。
ただ自分自身で依頼をするのが気がひける場合も多いのが実情。こういった場合には、転職エージェントを利用し、エージェントから交渉してもらうのがよいでしょう。
私も転職エージェントで勤務していた際には、こういった交渉依頼を多くの求職者から受けました。
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普段はカジュアルなのに、最近はスーツが多い
着替えは社外(トイレなど)で行い、普段の服装を変えずに出社しましょう。ただ同僚に会う可能性があるため、社内のトイレで着替えるのはやめましょう。
スーツを会社に持っていくことで荷物が増えばれるかもしれない、というケースもあります。
その場合には、最寄りのコインロッカーに預けておきましょう。
面接後に同僚とたまたま鉢合わせた
実はこのケースは少なくありません。面接のために休みを取ったにもかかわらず、道端やカフェで営業中の同僚とたまたま居合わせたなどあります。
面接の前・後には気をつけて行動しましょう。面接前は人目がつくところにあまり行かない、面接後はすぐに帰宅するなどすることが重要です。
社内の人に相談をした
これは一番避けたいことです。現職と同じ環境の同僚に相談をするとより状況が理解されると思い、ついつい相談したがちですが、「いっちゃいけないこと」は人は言いたいもの。
必ず社外の人に相談をするようにしましょう。
転職サイトへ登録すると会社にバレる?
たまに求職者からの質問で「転職サイトへ登録すると会社にバレる?」という質問を受けたことがあります。
実は、100%バレないとは、いいきれません。
転職サイトには、スカウト機能があり、人事が候補者の登録している情報を閲覧することができます。ということは、自社の人事がその機能を利用していた場合、個人情報を閲覧することができます。
ただ転職サイトに登録をする際、どの情報まで公開・非公開にするのかという設定を個人が行うことができます。
バレる場合には、「大学名」「企業名」「部署」「仕事内容」の組み合わせからバレるケースが多いです。そのため、「大学名」「部署」は非公開設定を行った方が無難でしょう。
全て隠してしまうと、他の企業からのスカウトも受けられなくなるため難しいところではありますが、「大学名」「部署」を非公開にすることによって特定しにくくなるでしょう。
在職しながら転職活動を行うことは細心の注意を払うことが重要ですが、転職エージェントや、企業担当から得られることは大きく、転職活動を行うことによっての得られる価値は大きいでしょう。