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契約社員と正社員の違い10選

 

この記事で解決できるお悩み

  • 契約社員と正社員の具体的な違いを知りたい方
  • 契約社員のメリットとデメリットを知りたい方

 

こんな悩みを解決できる記事を書きました。

 

この記事を書いた人

1社目:メーカー / 営業経験(年収250万)
2社目:転職エージェント / コンサルタント(年収1,000万)
3社目:外資系スタートアップ / 人事(年収1,200万)

10年間の転職エージェント + 人事経験あり。全ての記事は、私の経験をもとに書いています。

私は転職エージェントで、10年間合計1万人以上を担当し、2,000名以上を転職成功に導いてきました。

 

「契約社員から正社員への転換を考えている」、逆に「正社員から契約社員の転換を考えている」という方は、しっかりと違いを把握したうえで、判断しましょう。

 

契約社員とは?

 

契約社員の正社員との大きな違いは、「有期雇用(期限がある)」ということです。正社員が無期雇用であることに対し、契約社員の場合には、最長でも3年と定められています(労働契約法)。

 

契約社員として働く前に確認すべきこと

① 更新の有無
② 正社員登用

 

企業により更新の有無・その際の条件は異なります。また正社員登用についても、ただ単に「あります」というだけでは信用できません。実際は実績がないケースも見受けられます。そのため、実際に登用されるには、どんな条件が必要なのかも含めて確認しましょう。

>> 労働契約法

 

契約社員5年ルール

2012年に新しく施行されたルールが「契約社員5年チャンスルール」です。

 

有期契約期間が通算5年を超えたとき、正社員に転換できるという内容です。ただし注意点があります。有期から無期に変更されるのは、自動的に更新されるのではなく、本人からの申し出を行う必要があります。

 

 

 

契約社員と正社員の違い10選

 

契約社員と正社員の違いをみてみましょう。

 

ご覧のとおり、違いは「雇用期間」「勤務地」「昇格・昇給」です。

 

① 雇用期間
契約社員は、期間は有期雇用となり、正社員は期間が定められていない無期雇用となります。

② 雇用主
契約社員・正社員どちらも、企業との直接雇用になります。

 

③ 勤務地
契約社員は、転勤はありません。ただし正社員は、全国・海外含め転勤の可能性があります。

 

④ 給与・賞与
契約社員・正社員とも月給制のところが多いでしょう。ただし企業によっては、年俸制のところもあります。雇用形態により異なるというより、企業の人事制度により異なります。

 

⑤ 昇格・昇給
契約社員は期間が限定されているため昇格・昇給は原則ありません。

 

⑥ 有給休暇
有給休暇・休日に関しては、正社員同様に付与されます。

 

⑦ 社会保険
健康保険(介護保険)、厚生年金保険、雇用保険、労災保険の4つの社会保険を正社員同様に加入することができます。

 

⑧ 福利厚生
福利厚生に関しては、正社員同様に付与されます。ただし企業により、給与額が正社員と比較し異なることがあるかもしれません。

 

⑨ 退職金
雇用の違いというより、企業の人事制度により異なります。退職金は義務とされていません。

 

⑩ 解雇通知
雇用形態問わず、解雇を行う際には少なくとも30日前に解雇の予告をする必要があります。また予告を行わない場合には、30日分以上の平均賃金(解雇予告手当)を支払わなければなりません。

 

>> 労働契約法

 

 

 

契約社員を選択する人

好んで契約社員を選択することもあるでしょう。どういう人が、契約社員に向いているのかみてみましょう。

 

① 勤務地を固定したい人
家族の事情もしくは、なんらかの理由によって、転勤をしたくないという人はおすすめです。正社員の場合には、自分の希望とは別に全国・海外転勤を人事命令により、受け入れなければいけません。

 

② 職種を固定したい人
職種転換をせずに、一つの職種で専門性を身につけたい人には、おすすめです。正社員の場合には、職種・部署異動を受け入れる必要があります。

 

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