この記事で解決できるお悩み
- 転職エージェントの「両面型」&「分業型」とは?
- 「両面型」&「分業型」それぞれのメリット
- 私たち求職者には、何が関係するの?
こんな悩みを解決できる記事を書きました。
この記事を書いた人
1社目:メーカー / 営業経験(年収250万)
2社目:転職エージェント / コンサルタント(年収1,000万)
3社目:外資系スタートアップ / 人事(年収1,200万)
10年間の転職エージェント + 人事経験あり。全ての記事は、私の経験をもとに書いています。
私は転職エージェントで、10年間合計1万人以上を担当し、2,000名以上を転職成功に導いてきました。
この記事で解説する、「【転職】外資系のメリット・デメリット」について読めば、あなたの疑問が解決しますよ。
まずは順をおって、「退職交渉は、誰に伝えたらよい?」についてから、解説をしていきます。
目次
「両面型」&「分業型」の構造
転職エージェントには「両面型」と「分業型」の2種類が存在します。聞いたことがない方も多いかもしれません。これは転職エージェントの社内構造のことを示します。
転職エージェントの基本的な構造は、この通りです。転職エージェントは、「企業」そして「あなた(求職者)」の2種類がお客様となります。
「両面型」転職エージェント構造とメリット&デメリット
簡単にいうと、企業とあなたの間に、「一人の転職エージェント」のみが存在するということです。
「両面型」転職エージェントは、企業と求職者の両方を担当します。両面型のエージェントの場合、営業方法が「狭く深く」となるため、業界専門中小エージェントである場合が多いでしょう。
自分の希望転職先業界と転職エージェントが担当している業界がマッチしている場合には、よりあなたにあったサービスを受けられるが、次の転職先は幅広く考えたいなどの場合には、両面型転職エージェントも並行して利用した方がよいでしょう。
両面型エージェントのメリット
- 一人の転職エージェントが企業も求職者も担当しているため、マッチングの精度が高まり、合格率も高い。
- 企業の細かい情報をより持っている。
両面型エージェントのデメリット
- 一人の転職エージェントが企業も求職者も担当の場合には、多く求人を担当することが時間的に難しいため、求人数が少ない。
代表的な「両面型」転職エージェント
JAC Recruitment(ジェイ エイ シー リクルートメント)
公式サイト:http://www.jac-recruitment.jp/
取り扱い求人年収レンジ:600万〜2,000万
ハイキャリアやエグゼクティブの転職支援に強い転職エージェントです。また外資系求人も取り揃えています。JACリクルートメントのキャリアコンサルタントは、ベテランが多く、多くの求人を紹介するというよりも、求職者の要望にそった求人をじっくり紹介してくれるのが特徴です。
ムービン・ストラテジック・キャリア
公式サイト:https://www.movin.co.jp/
取り扱い求人年収レンジ:500万〜1500万
コンサルティング業界への転職支援を提供している転職エージェントです。近年は、コンサルティング業界だけでなく、金融、ITをはじめ大手事業会社の経営企画、ファンドなどの求人も有しています。コンサルティング業界経験者や、コンサルティング業界へ転職したい方向けの転職エージェントです。
アクシスコンサルティング
公式サイト:https://www.axc.ne.jp/
取り扱い求人年収レンジ:600万〜1500万
ハイキャリア向けのコンサルティング業界・IT業界へ強みを持っている転職エージェントです。もともとはコンサルティング業界へのネットワークに強みをもっていましたが、近年は、IT業界の求人も増えてきています。
「分業型」転職エージェント構造とメリット&デメリット
「分業型」転職エージェントは、転職エージェント内に「企業担当者」「求職者担当者」の2種類が存在します。そのため扱える求人や担当できる求職者の数がスケールしやすいです。扱われる案件数も増えるため、求職者にとっても大きなメリットとなるでしょう。
大手転職エージェントが分業型を取っている傾向があります。
両面型エージェントのメリット
- 扱っている求人数(企業数)が多い。
両面型エージェントのデメリット
- 転職エージェントの企業担当と、求職者担当がコミュニケーションをとっているため、双方の情報に対し、情報の質が下がる可能性がある。
代表的な「分業型」転職エージェント
リクルート
公式サイト:https://www.r-agent.com/
取り扱い求人年収レンジ:200万〜1200万
業界最大手。リクルートは、常時求人数21万件以上(2020年7月現在)と、国内転職エージェントの中でも最多の求人数です。求人数の多さは、求職者からすると選択肢の多さを指します。かならず登録すべき転職エージェントでしょう。
求職者面談も土日や、就業後に実施をしてくれたりと柔軟に対応してくれます。
doda(デューダ)
公式サイト:https://doda.jp/
取り扱い求人年収レンジ:200万〜1200万
求人数は推定15万件(2020年7月現在)と多く、扱っている業種・職種も幅広いことが特徴です。地元へのUターン転職などの幅広いニーズに応えています。
扱っている求人数以外にリクルートとの大きな違いはないでしょう。ただリクルートで扱っていない求人も時々存在しますので、並行して登録した方がよいでしょう。
マイナビエージェント
公式サイト:https://mynavi-agent.jp/
取り扱い求人年収レンジ:200万〜800万
マイナビエージェントは、20代~30代前半の若年層の転職支援に強い特徴があります。
マイナビエージェントは、リクルート・dodaほど求人数は多くありませんが、キャリアコンサルタントが求職者により寄り添うサービス提供を行っています。
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転職エージェントのメリット・デメリットのまとめ【賢く使おう】
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いかがでしたでしょうか?「両面型」「分業型」の特徴を把握し、あなたの希望にあった転職エージェント選びを行いましょう。