この記事で解決できるお悩み
- 外資系に転職をした場合の必要な英語力
- 全く英語を話せなくても、外資系に転職できますか?
- 英語力の不足で困ること
こんな悩みを解決できる記事を書きました。
この記事を書いた人
1社目:メーカー / 営業経験(年収250万)
2社目:転職エージェント / コンサルタント(年収1,000万)
3社目:外資系スタートアップ / 人事(年収1,200万)
10年間の転職エージェント + 人事経験あり。全ての記事は、私の経験をもとに書いています。
私は転職エージェントで、10年間合計1万人以上を担当し、2,000名以上を転職成功に導いてきました。
この記事で解説する、「外資系で求められる英語力」について読めば、あなたの疑問が解決しますよ。
外資系で求められる英語力
外資系に転職する場合には、英語がネイティブ並みに話せないと厳しいと思っている方は多いのではないでしょうか。実はそんなことありません。業界や、部署によって求められる英語力が全く異なります。外資系と名乗っていても、実際のカルチャーは日本と全く変わらない、英語力は読めればいい程度という会社・部署もあります。
詳しくは、これから解説します。英語力を上級(流暢〜ネイティブレベル)・中級(ビジネス〜会話レベル)・初級(基礎レベル)の3段階で示します。
上級(流暢〜ネイティブレベル)
- ポジション -
外資系の中でもポジションが上(Managing Director 以上)になると高い英語力を求められるでしょう。その部署の代表として、本社や他の国の支社とミーティングを行う機会も増えます。
- 職種 -
経理・人事・マーケティングのポジションは、本社や他の国の支社と交渉をしたり、日本特有の事項(例えば人事であれば日本の労基法など)をレポートする必要があります。
- 上司 -
上司が日本語を話せない外国人の場合、高い英語力が求められます。毎日、その上司とコミュニケーションをとる必要があるため、ミスコミュニケーションを減らすためにも、高い英語力は必要でしょう。
- 設立初期 -
日本支社が立ち上がったばかりで、従業員数が少ない場合には、さまざまな事項を本社に確認する必要があることから、高い英語力を求められます。
中級(ビジネス〜会話レベル)
- ポジション -
平社員と、Managing Director の間のポジションになると、上司と海外とのミーティングに同席をしたりする機会も増えるため、中級レベルの英語力が必要でしょう。
初級(基礎レベル)
- 職種 -
営業部で、お客様が日本企業の場合には、ほぼ英語力は求められません。ただ社内のメールや、通達が英語のことが多いため、読める程度のレベルがあれば問題ないでしょう。
- 日本人従業員と、決定権の割合 -
日本支社の従業員が、ほぼ日本人で占められており、且つ、日本支社にかなりの権限委譲をされている場合には、英語を使用する機会も少ないでしょう。
ただ昨今、外資系だけでなく、日本企業の海外戦略部のような海外との交渉を行う部署や、商社なども中級以上の英語力を求められます。
英語力のあげ方
初級の英語レベルで問題ないとしても、本社から訪問者がきた場合や、自分のキャリアアップを考えると、これからの時代、英語力が低いことは、今後のキャリアの可能性をせばめることは、間違いありません。
週末や、仕事の前後に、英語を勉強する時間を意識的に確保することが重要でしょう。
まずはTOEICで自分の英語力を認識し、点数をあげられるように改善しましょう。ただ個人的には、TOEICが700点以上になったあとは、それ以上の点数を目指すよりも、TOEFLの学習もしくは、TOEICのSpeaking / Writing版の勉強に切り替えましょう。TOEICはリーディングと、リスニングのテストのため、会話力をあげるには、適したテストではないでしょう。
今は、スカイプなどで気軽に安く練習ができる時代です。私が海外で働く前に利用をしていたおすすめ英会話レッスンです。
まずはDMMもしくは、レアジョブに登録をして1ヶ月試します。その中で、自分と相性がよい先生を2-3人みつけましょう。相性がよい先生は、人気のこともあるため、数名みつけることをおすすめします。もし相性がよい先生がみつかれば、そのまま継続し、みつからなければ、もう一つのサイトに登録して同じように相性のよい先生をみつけます。
先生との相性は非常に重要で、あなたの英語力上達に大きく関わります。練習は毎日行いましょう。
並行して、祝日が多い月などは、ネイティブキャンプに登録します。ネイティブキャンプのよいところは、話し放題のところです。英語は、場数を踏んだ数で全てが決まります。休みの日に、使いこなしましょう。
私は、毎日2年間、レッスンを続けました。その結果もあり、海外にきてから外国人と話すことに抵抗を感じませんでした。やはり慣れや、場数は重要だと認識しています。