※当ブログでは、一部にPR広告を利用しています

キャリアの棚卸し 情報収集

転職に本当に有利な資格【3つだけです】

 

この記事で解決できるお悩み

  • 転職に有利な資格を知りたい方
  • 資格を目指しているけれども、何を取ったら良いかわからない方

 

こんな悩みを解決できる記事を書きました。

 

この記事を書いた人

1社目:メーカー / 営業経験(年収250万)
2社目:転職エージェント / コンサルタント(年収1,000万)
3社目:外資系スタートアップ / 人事(年収1,200万)

10年間の転職エージェント + 人事経験あり。全ての記事は、私の経験をもとに書いています。

私は転職エージェントで、10年間合計1万人以上を担当し、2,000名以上を転職成功に導いてきました。

 

職種によって求められる資格は異なります。

 

この記事では、コンサル・マーケティング・営業・事務といった職種で共通して「持っていたら有利になる資格」を解説します。

 

転職に本当に有利な資格 3つ

今やっている仕事に停滞感を感じている、キャリアアップについて考えたい、でも「転職」するまででもない。という方、多いのではないでしょうか?

 

今の会社に大きな不満はないけれども、今できる範囲で何かを目指したい!

 

そういった方には、「資格」を目指すのは一つの手です。ただし取得をしてもあまり意味のない資格も世の中にあります。

 

正直なところ、転職市場では「資格」よりも「経験」が評価されます。例えば、TOEICを満点持っている人よりも、TOEICを持っていない帰国子女の方が断然有利です。

 

しかしこのような経験を誰しも持っているわけではないので、そんなときには資格が「頑張った証」として評価されるのです。

 

転職エージェント経験から、企業が評価している資格を3つお伝えします。もちろん職種によってもっていなければいけない資格はあります。例えば会計士であれば、公認会計士資格といった形です。こういった必須資格は今回の記事ではご紹介しません。

 

企業が人材を採用するときに「〇〇の資格持っていますか?」とよく聞かれた資格についてご紹介します。

 

 

① TOEIC

ダントツの一位は、TOEICです。採用企業の50%以上がTOEICを持っていると有利になるという求人票を出していました。

 

TOEICは、何点でも良いというわけではありません。「600点」が最低記載基準になります。

 

2021年1月時点でのTOEIC応募者の平均点をみてみましょう。

 

 

613.6点」です。

 

ただし「TOEIC応募者の平均点」になるため、日本人全体の平均ではありません。そう思うと、企業が「600点」を最低記載基準とする理由が納得できます。

 

 

 

② 海外MBA(海外大学院卒業)

海外MBAに入学するには、TOEICではなく、Listening・Readingの他にSpeaking・Wiritingも求められるTOFLEIELTSで高い得点を持っている必要があります。そういった意味で、英語に関して「英語力と経験」の両方をもっていることがわかります。

 

ただ海外MBAを取得する場合には、簡単ではありません。英語の勉強に加えて、GMATと呼ばれる分析的思考力、言語能力、数学的能力を測るための試験でも高い得点を取る必要があります。そして、現地のMBAに入学する場合には、会社を退職(もしくは休職)する必要があります。

 

 

EFの「英語能力指数2019年版」国別ランキングによると、日本の英語力は53位です。世界からみても非常に低いことがわかります。そのため日本はグローバル化社会に追いつこうと、必死になっています。そのため、英語力+経験が身につく、海外MBAは転職での有利な資格の一つとなっています。

 

最近ではオンラインMBA・ハイブリットMBA(オンキャンパスとオンラインの複合)というものもあるので、興味がある方は調べてみるとよいでしょう。

簡単に取れる資格ではないからこそ、転職でも価値を発揮します。ちなみに、国内MBAは転職で有利にはなりません。国内MBAを取得して転職を考える方も多くお会いしてきましたが、企業から国内MBAの人材を採用したいという話はほとんど聞いたことがありません。

 

 

 

③ CFP

 

CFPは、会計・財務・ファイナンス系の仕事についている方が、プラスでもっていると転職に有利になるという資格です。

 

CFP®資格は、世界25カ国・地域(2020年8月現在)で導入されている、「世界が認めるプロフェッショナルFPの証」で、FPの頂点といわれるものです。

 

試験も英語での内容となり、英語力も必要になります。科目が6つあり、全てに合格する必要があります。それぞれの科目で合格率は、35%ほどです。

 

①金融資産運用設計
②不動産運用設計
③ライフプランニング・リタイアメントプランニング
④リスクと保険
⑤タックスプランニング
⑥相続・事業承継設計

 

全ての科目に合格するために必要な時間は、「18-24ヶ月」といわれています。そのことからも簡単ではないことがわかります。

 

いかがでしたでしょうか?ご紹介をした3つの資格を取るには勉強の時間がかなり必要なことが、お分かりいただけたかと思います。

 

誰でも簡単に取得できるわけではないからこそ、取得することに価値があるのです。興味があるものを目指してみましょう。人生かわりますよ。

 

 

 

© 2024 転職ブログ