「応募をしたのに、書類選考の結果がこない」
「面接を受けたのに、面接の結果がこない」
「どのくらい待てば、よいのかわからない」
「いつくらいに、確認の連絡をいれたらいいのかわからない」
こう感じている方、結構多いのではないかと思います。今回は、主に私の人事経験をもとに解説いたします。
この記事を書いた人
1社目:メーカー / 営業経験(年収250万)
2社目:転職エージェント / コンサルタント(年収1,000万)
3社目:外資系スタートアップ / 人事(年収1,200万)
10年間の転職エージェント + 人事経験あり。全ての記事は、私の経験をもとに書いています。
私は転職エージェントで、10年間合計1万人以上を担当し、2,000名以上を転職成功に導いてきました。
この記事で解説する、「企業から連絡がない本当の理由」について読めば、あなたの疑問が解決しますよ。
まずは順をおって、「転職活動における選考結果の連絡タイミング」についてから、解説をしていきます。
転職活動における選考結果の連絡タイミング
合格の候補者には、おおよそ以下の範囲で連絡をしています。
- 書類選考結果:3日〜1週間
- 面接結果:3日〜1.5週間
リクナビNEXTが人事へ対して行なったアンケートでも、面接結果の連絡は、面接後7日以内が56.7%、3日以内と回答した企業が24.0%となっております。約80%の企業が面接後1週間以内に選考結果を伝える、という結果でした。
企業から連絡がない本当の理由
- 他の候補者と比較をしている
- 社内調整に時間を要している
- 連絡を忘れている
他の候補者と比較をしている
即決できず、他の候補者と比較していることが考えられます。理由としては、「良い候補者だけれども、気になる点(懸念点)がある」「他の候補者と比較をしないと、転職市場で活動をしている候補者のレベル感がわからない」「決め手にかける」などです。
この場合には、他の候補者と面接を実施しようと試みているため、その候補者の面接が終了するまで、結果を受けることができません。
社内調整に時間を要している
「次の面接官が忙しすぎて、日程調整がつかない」「候補者レビュー会議に時間を要する(企業によっては、候補者の評価について会議を設定して話し合うケースがあります)」などの理由があげられます。
特に次の面接官が、部長や社長などの場合には簡単にスケジュールを調整することが難しく、連絡(結果)を受けるのに時間を要することがあります。
連絡を忘れている
失礼な話ではありますが、候補者への連絡漏れのケースもあります。「複数の候補者からの応募がある場合」「候補者の管理がしっかりされていない場合」など考えられます。
また一部の外資系企業は、お見送りの候補者には特に何も連絡をしない(合格時のみ連絡をする)と、している企業もあります。
企業から連絡がない場合の対処法
2週間すぎて連絡がない場合には、確認のメールをいれましょう。
結果が合格でも不合格でも、ずっと連絡がない、というのは気になるもの。電話よりも、メールで確認をするのがよいでしょう。転職エージェントを使っている場合には、エージェント宛て、自己応募の場合には、人事宛に連絡をしましょう。
個人的な経験から、連絡が遅い場合にはあまりよい結果にならないことが多いでしょう。
しかし企業側の都合により連絡が遅いケースもあります。面接時に、結果がいつ頃くるかを確認し、その期間がすぎた場合には、企業へ確認の連絡をいれるようにしましょう。