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転職活動で健康診断を求められる理由【不採用の可能性あり?】

 

この記事で解決できるお悩み

  • 転職活動で、健康診断書の提出を求められたけれども、どうして?
  • 結果によって、不採用の可能性はあるの?
  • 健康診断のどのポイントをみているの?

 

こんな悩みを解決できる記事を書きました。

 

この記事を書いた人

1社目:メーカー / 営業経験(年収250万)
2社目:転職エージェント / コンサルタント(年収1,000万)
3社目:外資系スタートアップ / 人事(年収1,200万)

10年間の転職エージェント + 人事経験あり。全ての記事は、私の経験をもとに書いています。

私は転職エージェントで、10年間合計1万人以上を担当し、2,000名以上を転職成功に導いてきました。

 

まずは順をおって、「健康診断書の提出を求められるのは、なぜ?」についてから、解説をしていきます。

 

健康診断書の提出を求められるのは、なぜ?

 

健康診断書の提出を求められるのは、主に2つの理由があります。

 

① 義務付けられてるため

 

転職活動の最終選考の間近で健康診断の受診と、提出を求められることがあります。企業によっては、入社後に受診のこともあります。

『雇い入れ時健康診断』は 労働安全衛生規則第43条 により『常時使用する労働者』に対し、医師による健康診断を行うことが義務付けられています。

 

『常時使用する労働者』の定義は、下記です。

  1. 雇用期間の定めのない人
  2. 雇用期間の定めがあっても1年以上勤務する予定の人 + すでに決まっている人

正社員でなくとも対象となる可能性があります。

 

 

② 仕事に支障がない健康な身体かを確認するため

 

業務を遂行できる健康状態をもっているかどうかを確認したい意図があります。

 

たとえば、パイロットの場合には視力が極端に悪い場合には、安全性をもって業務を遂行することができません。こういった理由から、事前に確認されます。

 

基本的に、「健康診断の診断結果が合否や配属先の判断に影響することはない」とされています。

 

 

健康診断結果によって、不採用になる?

 

前述のとおり、基本的に、「健康診断の診断結果が合否や配属先の判断に影響することはない」とされています。結果によっては、「再検査」「既往歴」などが記載される場合があります。その場合も、雇用主に必ずそのままの結果を伝えましょう。

 

隠した場合には、「虚偽申告」として解雇される可能性があります。

私が転職エージェント時代に担当をした候補者で、唯一1名健康診断結果によって、不採用になったケースがあります。その方のケースは、健康診断によって「癌」が発見されました。

 

その後は働くどころではなくその方は治療に専念されたようです。そのくらい健康診断での不採用は稀なケースであります。

 

 

 

すぐに結果がでる病院(東京)

 

下記の病院は、診断を行ってから1-2日間で結果をもらうことができます。

 

もし3ヶ月以内に受診をした健康診断がある場合には、有効の可能性があるため、企業へ確認しましょう。

 

費用と所要時間

 

  • 費用|1万円程度
    健康診断にかかる費用は5,000円~1万円ほになります。保険適用外のため、費用は病院によって異なるため、明確な費用は病院へ事前に確認しましょう。入社後に会社が精算してくれる可能性が高いです。領収書は必ず保管しておきましょう(領収書の宛先は企業へ要確認)。

 

  • 所要時間|30分~2時間
    所要時間は30分~2時間です。混み合っている可能性もあるため、事前に電話で確認・予約してからいきましょう。

 

 

検査項目

 

企業から健康診断の案内を受けると同時に、詳細が記載されている可能性が高いですが、特に記載されていない場合には、下記の項目を受診しましょう。

 

厚生労働省 定期健康診断の項目

  1. 既往歴及び業務歴の調査
  2. 自覚症状及び他覚症状の有無の検査
  3. 身長、体重、視力及び聴力の検査
  4. 胸部エックス線検査及び喀痰検査
  5. 血圧の測定
  6. 貧血検査
  7. 肝機能検査
  8. 血中脂質検査
  9. 血糖検査
  10. 尿検査
  11. 心電図検査

 

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